東郷美容形成外科 福岡 院長の東郷です。今回は傷跡修正についてお話します。

20代女性、10年前からの自傷行為による、リストカットの傷跡治療について、ご来院されました。左腕の肘から手首にかけて、長さ16㎝、横幅で最大5.5㎝におよぶ複数の傷跡がありました。

傷跡修正について、詳しくはこちら。

傷跡の治療には大きく分けて。

①傷跡部分を切除して縫い縮める切除術

②傷跡部分の皮膚を削り取る剥削術

③レーザー治療 などがあります。③については、ある程度小さい傷までにしか効果がないため、当院では主に①か②の方法となります。

注意していただきたいことは、①も②も傷跡が無くなって元の状態に戻るわけではなく、リストカットや根性焼きなどの自傷行為の跡と分からなくするために、新しい傷の形に置き換える治療だということです。

残念ながら、現在傷跡を全く無くす方法はありません。

傷跡修正 傷跡 治療剥削術では大きな傷跡でも一度の手術で治療できるというメリットがありますが、術後の傷が大きく残るというデメリットがあります。今回の方は治療にタイムリミットが無かったことと、術後の傷がなるべく目立たない方法を希望されたため、切除術の方針となりました。

腕の場合、手に向かう大事な神経や血管が通っているため、一度に切除できる皮膚の量には限界があります。もともとの皮膚の柔らかさなどによっても異なりますが、最大で幅5㎝くらいが限界になります。

 

今回も一度の手術で全てを除去することは困難であったため、特に目立つ傷跡を優先的に切除して、半年ほど開けてから残り部分を切除する方針としました。

一度目の手術だけでも、ほとんどの傷跡が取り除けたので、だいぶ目立たなくなりました。まだ術後1か月なので経過観察中ですが、もしかすると2回目の手術は必要ないかもしれません。ご本人も、同伴のご家族の方にも大変喜んでいただけました。

特に大きな範囲での傷跡の切除は、外科医の専門的知識技量がとても重要になるため、医師によって大きく治療効果が異なる施術です。傷跡でお悩みの方はぜひ一度、当院までご相談ください。

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院長 東郷智一郎