眼瞼下垂
眼瞼下垂
眼瞼下垂の手術について
眼瞼下垂とは、まぶた(眼瞼)を持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力が生まれつき弱い、または年齢と共に弱まってきたために、十分にまぶたが開けにくくなる状態(下垂)を指します。
眼瞼下垂の症状として、まぶたの開きが悪くなり、目が小さく、視野が狭くなります。
更に、無理に強くまぶたを持ち上げようとするため眉毛の下にくぼみが出来たり、おでこに強いしわが寄るようになります。
一般的に朝よりも夕方以降に症状が強くなることが多く、一部は眼精疲労から頭痛や肩こりの原因にもなります。
眼瞼下垂の手術では、弱くなってしまった眼瞼挙筋を前に引き出し縫い縮めます。
目が楽に大きく開けられるようになるため、ぱっちりとした印象の目元になります。
見た目の印象だけでなく、視野が良くなり眼精疲労も改善するため日常生活の面でも満足度の高い手術です。
こんな方におすすめ
- 目が開きにくい、眠そうと言われる
- 目を見開こうとすると眉毛の下がくぼむ
- 視野の狭さ・疲れ目のために頭痛・肩こりを感じる
- 特に夕方以降に上記の症状が強くなる
- 目の開きを良くして大きくぱっちりとした目元にしたい
保険診療と当院自由診療との違い
眼瞼下垂では症状が強くなると眼科や形成外科などで保険診療での治療が受けられます。
基本的に保険適応となるのは、おでこを使わず楽に目を開けた時に視野が隠れる(黒目の上1/3以上が隠れる)場合です。
生まれつき眼瞼挙筋が極端に弱い方以外で、45歳くらいまでの方が保険適応となることは通常ほとんどありません。
美容外科での自由診療では保険適応とならない、初期の段階の眼瞼下垂症状にも幅広く対応しております。
また、保険診療はあくまでも視野の狭さという症状を改善することが目的のため、外見的にも満足のいく仕上がりを求めることはできません。
東郷院長は大学病院で生まれつき(先天性)眼瞼下垂の症例から加齢による症例、自由診療で目をぱっちり大きくするための美容手術まで、500例以上の眼瞼下垂症例を執刀・監督をした実績があります。
まぶたの症状でお悩みのことがあれば何なりとご相談ください。
手術方法
生理的な二重のラインに沿ってデザインをします。極細の注射針で局所麻酔を行います。痛みが心配な方はさらに超極細の注射針や、静脈麻酔などの併用も可能ですのでご相談ください。
眼瞼下垂の方は皮膚の余り(たるみ)があることがほとんどのため、ほぼ全例で皮膚の切除も行います。局所麻酔後に切開し余分な筋肉や脂肪を処理して眼瞼挙筋を露出します。弱くなってしまった眼瞼挙筋を前に引き出し、瞼板というまぶたのふちの部分に縮めて縫いつけます。傷を極細の糸で縫合して手術終了となります。
眼瞼挙筋の力がまぶたにダイレクトに伝わることにより、目の開きが良くなり、大きくはっきりとした二重の目元になります。
費用について
料金 | 550,000円 (余分な皮膚、脂肪の切除を含みます) |
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手術時間 | 約60分 |
(基本の局所麻酔、お薬代は料金に含まれます)
(料金は全て税込み表記です)
経過とダウンタイム
術後すぐにご帰宅いただけますが糸がついた状態ですので、ご帰宅時にはサングラスなどの使用をお勧めします。
術後1週間ほどで抜糸が必要です。
術後1~2週間は傷の赤みが目立ちますが、通常はお化粧でカバーできる程度です。
1か月ほどで大きな腫れはほとんど改善しますが、本当に馴染むまでには、3~6か月ほどを要します。
- 腫れ
- 眼瞼下垂の手術では翌日が一番強く腫れます。
1週間ほどで強い腫れは引き始め、1か月ほどでほとんど改善します。 - 痛み
- 手術中は、麻酔をしているため無痛です。
術後の痛みは処方する痛み止めで十分対応できる程度です。 - 内出血
- 内出血が生じてまぶたにアザが出来る場合があります。
通常はメイクで隠せる程度です。
2週間ほどで消失しますので、ご安心ください。 - 傷跡
- 2週間ほどは傷に赤みが生じますが、2~3か月で白い線になり、時間経過とともに目立たなくなります。
- 入浴など
- 手術当日は傷を濡らさないようにしてください。
翌日からシャワーなどの流水でやさしく洗顔が可能です。
バスタブ、温泉、プールなどのご利用は抜糸前にはお止めください。
コンタクトレンズも抜糸後からご使用になれます。
過度な飲酒・喫煙は傷の治りが遅くなり、腫れの長引く原因となりますので、お控えください。
患者様からのお声:眼瞼下垂
当院で眼瞼下垂手術を受けられた患者さまからのお声を掲載しています。
眼瞼下垂手術をお考えの方はこちらからご覧ください。
よくあるご質問
- 術後の腫れや内出血が心配です。どれくらいで引きますか?
- 元のまぶたの状態や、生活習慣などによって個人差はありますが、強い腫れは1~2週間程度、内出血は2週間程度でほぼ軽快します。
- 眼瞼下垂手術の傷跡は残りますか?
- 抜糸後しばらくは赤みが出る方もいますが、1~2か月程度で白い線となり二重のラインとなるため、ほとんど目立たなくなります。
- 眼瞼下垂の手術効果は永久ですか?
- 眼瞼下垂の手術では、まぶたを上げる眼瞼挙筋という筋肉を糸で縫い縮めます。激しくこするなどの刺激により外れない限り、糸は永久に残ります。
しかし、加齢とともに皮膚や筋肉のたるみは進行するため、長期の経過で眼瞼下垂が再発する可能性はあります。 - 他院で眼瞼下垂と言われました、手術は高額になりますか?
- 眼瞼下垂という言葉が有名になるにつれ、本当は眼瞼下垂でないのにそう診断されるケースがあるようです。実際に眼瞼挙筋に手を加える程度の下垂があるかどうかは、形成外科専門医でないと困難です。
通常の埋没法や切開法で十分に改善できるケースもありますので、ぜひ一度当院までご相談ください。 - 術後の洗顔やメイクはいつからできますか?
- 洗顔は翌日から可能です。
メイクは上まぶた以外でしたら当日から、上まぶた(傷)の部分は抜糸後から可能です。 - 術後に眼帯など使用しますか?いつから目を使えますか?
- 術後に眼帯などは使用しません。糸がついた状態ですので、眼鏡やサングラスの着用をおすすめしています。
普段通りに本やテレビ、スマートフォンなど、見ることに制限はありません。 - ハードコンタクトレンズで眼瞼下垂になると聞きましたが、本当ですか?
- 眼瞼下垂の原因は、まぶたをあげる筋肉(眼瞼挙筋)が弱まることによります。
ハードコンタクトの長期の使用によって物理的な刺激が繰り返されると、眼瞼挙筋が弱くなり眼瞼下垂の原因となります。
他にも、花粉症やアトピー性皮膚炎などで強く目をこする状態が続くことで眼瞼下垂の症状が現れやすくなります。 - 眼瞼下垂の手術は健康保険の適応になりますか?
- 当院では自費診療のみのため、健康保険の適応にはなりません。
眼瞼下垂はその程度によって保険診療の適応となるものがあるため、気になる方は一般形成外科や眼科などで一度ご相談することをおすすめいたします。
お支払い方法
- サイト上の表示料金はすべて税別の金額です
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健康保険は使えません
- 美容外科手術は、病気やケガの手術とは違い、生命や健康に関わるというものではないためです。
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カードや分割払いが可能です。2回払い、ボーナス払い、リボルビングも可能です。
- 取り扱いカードは、VISA、マスター、アメックス、JCB、DC、ダイナースです。
- クリニックによって取り扱いカードが異なる場合がございます。
- 手数料は不要です。
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信販会社の利用も可能です。信販会社の審査が通れば、分割払いも可能になります。
- 信販会社に手数料を払う必要があります。
- 利用可能なローンはアプラス、フレックスです。