皮膚のしわやほうれい線を消すだけでなく、目の下のクマやこけた頬、たるんだフェイスラインなど、皮膚を面で持ち上げられるのがヒアルロン酸注射の特徴です。
また、鼻やあごをシャープな印象にする輪郭形成や、唇のボリュームアップや涙袋を作るようないわゆる「プチ整形」の注入材料としても美容整形外科の領域で広く用いられています。
ヒアルロン酸による治療は、注射だけの治療のため簡単なように思われることもありますが、実際には使用するヒアルロン酸製剤の選択・注入の部位や量・注入方法によって大きく効果に違いが出てきます。
そのため、医師の知識や技術・経験、そしてセンスがとても重要となる治療です。
例えばほうれい線の治療では、ほうれい線そのものだけでなく周りの脂肪や筋肉の状態・肌質の違いなどを注意深く見極め、最適なヒアルロン酸の選択と注入を行うことで、お一人ずつのオーダーメイド治療を行うよう心がけています。