処女膜とは膣口近くにある、厚さ1㎜程度のヒダ状の膜のことです。
完全に塞がっているわけではなく、中央部に小さな穴があり外と通じています。
本来は柔らかい靭帯で形成された、破れやすい薄い膜ですが、生まれつき処女膜が厚く硬いケースがあります。
性交渉で破けない場合は処女膜強靭症の可能性があります。
月経は特に異状なく普段は自覚症状がないために、性交渉時に挿入できない・激しく強い痛みを伴うなどの症状で気づくことがほとんどです。
処女膜強靭症はデリケートな問題のため、なかなか人に相談しにくく、お一人で悩みを抱え込んでしまうことも多いです。
しかしこれは特別まれな症状ではありませんし、比較的簡単な手術で解消できます。
症状に思い当たる場合はお気軽にご相談ください。